Custom Primitive Dataの使い方

Material

Custom Primitive Dataとは

Custom Primitive Data(CPD)は、Material Instance Dynamics(MID)と同様にマテリアルにパラメータを渡す仕組みですが、以下の違いがあります

  • 渡せるのはScalarパラメータとVectorパラメータ
  • パラメータは最大36個(Vectorなら4個消費)
  • パラメータはプリミティブ自体に保存
  • マテリアルが分かれないのでドローコール回数を減らすことができる
  • Material Instanceからパラメータが見えるが設定できない

出典元: プリミティブごとにマテリアルにカスタム データを保存する

使い所

  • カラバリをObject Positionで自動生成したが調整したい
  • アニメーションをObject Positionで自動生成したが同期をずらしたい
  • ランタンを並べて配置したが、いくつかのランタンは暗めにしたい
  • ScalarパラメータとVectorパラメータを渡すだけのためにMIDを使っているシーン

サンプル

テクスチャの一部を表示するMaterial

*1 は初期値を設定するためのパラメータ
*2 はCustom Primitive Data

Custom Primitive Dataに変換するのは、Use Custom Primitive Dataにチェックを入れ、
Primitive Data Indexを設定(Indexはダブってはいけない)

Custom Primitive Dataは詳細パネルで設定

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