スタイルシートはhtml(文章)と、デザインを分けるために生み出された仕組みです。
スタイルシート(css)が誕生するまでは、文章の中に文字サイズや、色などを記述していました。
これだと文字サイズを全体的に小さく、大きくしたい場合等に、文章を全部直す必要がありました。
このままだと不便なので、文章は文章、デザインはデザインと別ける為にスタイルシートが誕生しました。
角が丸いウィンドウを作るためにテーブル(表)を使ったりと、html本来の用途とはかけ離れていました。
明るい色(hilight)は赤(#c00)、暗い色(dark)は灰色(#888)と指定。
.hilightの様にドットで始まるのはクラスセレクタ、#darkの様に#で始まるのはIDセレクタと言う。
色はRGB順のカラーコードで、3桁(#c00)でも、6桁でも(#cc0000)指定可能。
/* クラスセレクタ */ .hilight { color: #c00; } /* IDセレクタ */ #dark { color: #888; }
段落(div)や、水平線(hr)にスタイルシートを適用する。
クラスセレクタの場合は、class=で指定し、IDセレクタなら、id=で指定する。
セレクタ名は、“や'で囲っても、囲わなくても良い。
<body> <div class=hilight> このテキストは明るい色です </div> <hr class=hilight></hr> <div id="dark"> このテキストは暗い色です </div> <hr id='dark'></hr> </body>
クラスと、IDはどのように使い別けるものなのでしょうか?
IDはページ内でユニーク(同じ名前がない)である必要があり、クラスは同名があっても構わない。
実はこれには明確な、使い分けの基準があります。
例えばページが左側に目次、右側に本文があったとします。
この場合、目次はID=index、本文はID=pageとすれば、以下の様に使い分けることが可能にになります。