====== 開発用の母艦作成(弐号機) ====== ===== 開発用母艦の設計方針 ===== 実際に初号機でプログラムを作り、各デバイスのチェックを行っていたら、物件の評価ボードが\\ 届きました。しかし…、SRAM がないから評価ボーではエミュレーションデバッグが出来ないことに\\ 気が付きました。\\ \\ かと言って、毎回評価ボードに SRAM を積んでもらうのは時間の無駄だし…\\ って事で、弐号機では SRAM を H8 の下ではなく、上に積む事にしました。 ===== H8 のピンヘッダの改造 ===== H8の上にSRAMを積むためには、上にもピンヘッダが必要。かといって、SRAMに必要なポートを\\ 上向きにすると、評価ボードに他のデバイス(ROM やメモリマップ I/O)が来た場合に困る…。\\ \\ 結局SRAMに必要なポートのピンを長いピンに差し替えました。\\ モード切替のピンは上に当たるので、短くしてジャンパピンも小さいものに交換。\\ \\ 取り出したのは、D8~D15、A0~A19、CS1~CS6、RD、HWR、GND、VCC。\\ デバッグ用に、RxD1、TxD1。\\ {{3052base10.jpg}}\\ ===== SRAM ボードの作成 ===== 回路は、CS1~CS6選択用のジャンパピンを増やしたぐらいで、基本的には同じです。\\ 基板切るのがめんどくさいです。鋸(ピラニア)で切っているのが悪いのか…\\ まだシリアルコネクタは未実装。\\ {{3052base11.jpg}} ===== H8 と合体 ===== H8と合体させて完成です。シリアルさえ付ければ、評価ボードでもエミュレーションデバッグが\\ 可能になります。\\ {{3052base12.jpg}} ===== 初号機と合体 ===== 初号機から SRAM を外せは、初号機と同じ環境で開発できるようになります。\\ {{3052base13.jpg}}